前回は有段者対象で行いましたが、今回は級の方まで広げての講習会です。
前半は全体で脱力刀法、実戦刀法の講習です。
続いてクラス別に分かれて形の講習となりました。
そして最後に記念写真です。
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技術講習会
パリ講習会5日目
いよいよ最後の講習になりました。
水曜なので通常の稽古場で、1回目と同じ場所になります。
今日も昇級審査です。
右奥の女性は日本人で、ずっとパリにお住まいです。私よりも年上でいらっしゃいますが大変お元気に稽古をしていらっしゃいます。
続いて一級と二級の審査です。
剣先が鋭く、お見事です。
終わって名残を惜しんでいます・・・。また秋に来ますとお約束して今回のパリ講習を終えました。
これも夜9時過ぎなのですが、まるで昼間の明るさ・・・。
また小雨が降っているのですが気にしない。
パリの人はあまり傘をささないと聞いていましたが・・・本当でした。
さて今回の講習ですが、前回11月に正統無外流の違いをお伝えしたのですが、皆さんよく稽古していてきちんと直していらっしゃいました。
相変わらず大変熱心です。
また入会希望者がいるのだけれど、稽古場所のスペースの関係で人数が限界なので、募集をストップしているとのこと。
これからパリ支部も益々発展していくだろうと思います。
パリ講習会4日目
パリ講習会3日目
パリ講習会2日目
パリでの講習の2回目です。今日は土曜日、通常の稽古日ではなく特別に会場を借りての稽古です。
普段は演劇やダンスのスタジオとして使われている会場です。5時30分からのスタートですが、窓が西向きで西日が強い。カーテンが開けられません。今日は9時30分までの4時間の稽古です。ちょっと熱いのですが頑張ってやりましょう。
今日の稽古はまず剣術刀法の説明からスタートです。前回の講習では取り上げていませんでした。
続いて縦剣の使い方を説明し、基本三の稽古です。
そして形の稽古になりましたが、前回11月の講習よりもさらにレベルの高い動きが要求されます。
この写真の一番手前は、ドイツ在住のスペイン人ホセさんです。この講習のためにパリまで車でやってきました。
一通り稽古したところで、今日からは昇級審査を行います。
先ずは二級を受けた2人。合格です。
さらに一級を受けた3人。こちらも合格です。
そして最後に今日の参加者全員で記念写真撮影です。5人が免状を持っていますが、審査に合格したらすぐに渡せるように日本から免状を用意して行きました。
こちらの皆さんは、稽古が終わると皆いったん稽古場の前で集合して、暫く談笑して分かれるようにしています。とても暖かい雰囲気がこんなところからも生まれるのだと思います。
ちなみに、時間は9時45分です。まだ明るいのです。
パリ講習会1日目
昨年の11月に続いて3度目のパリ支部講習会のためにパリに出かけて来ました。
22日の夕方にドゴール空港に到着しすぐに宿舎へ。今回の宿舎は17区ヴィリエ駅の近くです。商店街の真ん中当たり、下の写真の茶色いドアが今回のアパルトマンの入口で、この2階を借りました。部屋の中はとても静かなのですが、一歩外へ出ると商店街。のど真ん中で不思議な感じです。
一夜明けて今日からすぐに稽古が始まるのですが、毎週水曜の定例稽古ですので19:30開始。昼間は時間がありますからちょっと観光です。このヴィリエ駅はとても便利な駅で、オペラ駅まで4駅、凱旋門4駅です。今日は凱旋門に行ってみました。これまで3回パリに来たのですが、凱旋門の上に上がったことがなかったので、てくてく歩いて50mの凱旋門の上に昇ってパリの街を眺めてみました。
エッフェル塔がかすんで見えます。
そしてシャンゼリゼを歩いてプチパレ美術館へ。
ここは入場無料なのですが、さすがにパリです。中は超有名な作品がずらり・・・。
モネやらピカソやらの作品が手の届くところにガラスケースにも入れずに飾ってあります。
さて夕方になり、迎えに来ていただいて道場へ。
カルチェラタン・ルクサンブール公園の近くのビル。1階は貸しホールや会議室等が並び、2階以上は海外からの留学生向けのアパルトマンで、この建物の地下が道場。といっても、ダンスパーティーなどをするようなホールです。
現在パリ支部には小学生から70歳の女性まで26名の会員がおり、通常水曜の夜と日曜に昼間に稽古をしていますが、ここは水曜夜の道場です。
皆さん大変熱心で、真剣に稽古しています。残念ながら年に2回程度しか指導にいけないので、初段の佐藤支部長さんを中心に、動画や教本を頼りの稽古になってしまうのですが、それでもきちんと丁寧な居合を業じています。
昨年の講習では、ごく基本的な動きを中心の講習でしたが、今年はさらに深めて理合いなども十分に理解できるように講習しました。
初日の講習は五用・五応を中心に約一時間半の指導となりました。
全体講習会
50名を超える会員が参加して、麻布道場で全体講習会が開かれました。
小西宗家も姫路から上京されご指導くださいました。
人数が多くて一度にはできませんので、先ず小西先生に理合のご説明をいただき、高段位から順に形を行じました。
続いて高段位の者と下位の者とがペアを組み、一対一で指導するという稽古です。
指導する側の指導法もチェックの対象ですのでお互いに緊張します。
入会して間もない、まだ初心者講習中の会員も参加しましたが、小西宗家から手を取ってご指導いただいています。
またフランス・パリ支部の中学生会員がたまたま家族と日本旅行に来ており参加しました。
最後に全員で記念写真を撮りました。
小西宗家から丁寧に理合をご指導いただき、また指導方法にもアドバイスをいただくことができ、実りの多い講習会になりました。
級・無級講習会
久しぶりに級・無級の講習会を行いました。
1級の方が3名、2級の方が1名、3級の方が3名、無級の方6名の参加です。
この人数ですとちょと狭いかという感じですが、午前午後通しの5時間の稽古ですから、内容はありました。
講習の締めとして昇級審査をおこないましたが、やはり皆さんに見られながら形をおこなうのは緊張します。
しかし、この緊張感が日常生活と違って貴重なものなんですね。
一級に挑戦したOさんです。落ち着いた演武で一級に合格。
そして今日、午前午後通して参加された皆さんは、全員合格でした。
一級の方には、昇段審査に向けて5本の形を演武していただきました。
皆さん熱心に稽古している方々ですから、形の面では合格ラインにあると思います。
試斬是非頑張ってください。
新年稽古会
江戸無外会としての初めての新年稽古会です。独立して初めての新年稽古会ですのではたしてどのくらいの方が集まるのか・・・。心配していました・・・。
しかし、案ずるより産むが易し・・・・・。昨年度までの某会派傘下で行われた稽古会をはるかに超える方々が参加してくれました。
昨年の独立以降、坂口会長は毎月足繁く姫路の小西宗家の元に通って稽古をお願いしています。
そしてそこで学んだ正統無外流が毎週行われる師範稽古で師範に伝えられ、そして会員に伝えられる・・・。
コツコツとした作業を繰り返してきました。
その成果が見られる稽古会になるか・・・重要な意味のある稽古会でした。
先ず会長が行じます。会員にとって、一つ一つが新鮮な内容になります・・・。
座る姿は「富士が東海に聳えるように・・・・・」美しく力強い姿になっているでしょうか。
皆さん熱心です。一言も聞き漏らすまい・・・という熱気が感じられます。
立ち姿はどうでしょう・・・。気を丹田に溜めて、気で相手を圧倒するのが無外流・・・。
皆さん、新鮮な気持ちで稽古に励んでいました。
そして、終了後、時間のある方は九段総本部に集合。
ちょっと日がずれましたが、鏡開きです。
先ずは神棚にお参りし、お供えを頂戴します。
そして乾杯!!
鏡開きですからお汁粉もなくては・・・。若い人にお任せ・・・。
そして大いに武道談義に花が咲きます。
ここでも話題は・・・正統無外流でよかった・・・・。頑張ろう!! でした。